姫路大学信講座の特徴、強み
姫路大学は兵庫県姫路市にある看護系と教育系の学部を設置している学校です。
学部は看護学部と教育学部の2つで、さらに通信教育課程として主に子供に関する福祉の仕事をしていくための技能取得に強みがあります。
教育学部通信教育課程では、認定こども園の設置に伴う法律改正への措置として、幼稚園教諭免許および保育士資格の特例措置を受けることができるようになっています。
この「認定こども園」に関する法改正では、「保育教諭」という新しい資格が設置されており、それまで幼稚園教諭と保育士は全く別の資格として扱われていたものが原則同時取得をすることになっています。
そこで既に上記2つのうちいずれかの資格を取得をしている人に対し、通信講座を受けることでもう一つの資格が取得できるようになっているのです。
受講対象となる施設についてはそれぞれの都道府県に問い合わせる必要がありますが、実務経験がある人であればかなり早くに資格を受けられるようになっています。
勉強システム
姫路大学の通信教育過程では3つの学籍を募集しています。
「正科生」「科目等履修生」「特修生」の3つで、それぞれ過去の学歴や必要としている単位数により、どのコースにするかを選ぶことができます。
既に他の大学を卒業しているという人ならば、その卒業資格をそのままに単位を新たに追加して幼稚園教諭や小学校教諭、養護教諭の免許状を取得していくことが可能です。
全く保育士関係の学歴や職歴がないという人も、通信課程で「保育・幼児教育コース」を選択することで、保育士資格取得に必要な学科と実習をしていくことができます。
入学をするための方法や必要となる学費については、大学事務局の通信教育事務部に問い合わせをすることで詳しく教えてもらうことができます。
遠隔地に在住している人にとっては、実習をどのようにしていくかということが問題になってくるので、資格取得の要件についても詳しく聞いてみると良いでしょう。
大学の入学相談は月曜から土曜の9時~17時までとなっており、郵便やFAXでも受付しています。
大学が入学説明会を随時開催もしているので、大学通信教育というものがどういったものであるかという基本的な部分から質問したい人は訪れてみるとよいでしょう。
開催場所は東京や大阪、福岡などの主要都市が中心になっていますが、関西圏に住む人ならば行きやすい場所にあるのでそこで質問してみてください。
なお入学には定員があり、保育士養成課程では毎年300名に限定されています。
保育士養成課程在学中に教員養成コースの定員に余裕があれば、そちらで幼稚園教諭養成課程も同時に受けることができます。